終わりを見てからはじまる物語。【仮】



病室に戻ろうとしたとき
1台の救急車が入ってきた。


医者たちのせわしない感じを
見ると、
多分、結構な重病人だろうかーー…



「…蓮くんと同じくらいの子ね」


遠目だからよくわかんないけど
意識はなさそう。


あの人も
俺と同じように

一生ここから
出られないなら
いい話し相手になるのに

と、あの子によくないことを思う俺は
やっぱり最低かもしれない。
< 8 / 175 >

この作品をシェア

pagetop