ヤクザは嫌い、です。



☆★☆★☆★☆



それからも朱莉には、あと何着か試着させてみて、その中から数着を買って店を出た。





まぁ…これでも足りねえだろうと思うけど。



でも無いよりはマシ、だな。




そんなことを考えながら歩いていると





きゅっ






「ちょ…優斗、速いんだけど。疲れた。休みたい。」



慌てて振り返ると、朱莉が俺の服の袖を控えめに引っ張っていた。




!!///




ちょ…



「お前な!!そんな可愛いことすんなよ!!」




「?!」













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