ヤクザは嫌い、です。
と、とにかく…優斗に頼らないで、なんとかする方法を考えよう…。
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それより少しあとのこと
俺は拓也に昨日の…デ…デートのことを話した。
「そ、それでさ…その朱莉の笑顔を見てからというもの…その顔が頭から離れねぇっつーか…朱莉の顔をまともに見れねぇっつーか…!」
あぁ…もう、なんで俺はこんなことを話してるんだよ!!
「…ふーん」
拓也はなぜか呆れ顔だ。
「ったく、何を言うかと思ったら…。つーかさ…それって…」