ヤクザは嫌い、です。




☆★☆★☆★☆



ようやく俺の住んでいるアパートの一室についた。


見ると朱莉の荷物であろうダンボール箱が二個置かれている。




「…本当にここに住むのか…」



そう言うのは後ろに歩いていた朱莉。



「てか何持ってきたんだろ…これ。…てか、勝手に持って行くなんて訳分かんない」


…まだブツブツ呟いてるし…



…そんなに俺と一緒に住むのが嫌か?



まぁ、俺だって組長に言われたから引き受けたってだけだけどさ。






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