今日も今日とて限りとて
こんな時間にこんな小さい子が出歩いてたら危ないだろ。


そう、言おうかと思ったがよく顔を見ると、姉にそっくりだった。

ピアノが大好きで優しかった姉。

幼い頃交通事故でなくなった姉。

まるで生まれ変わり。

それぐらいそっくりだった。

俺は姉が好きだった「カノン」を弾くことにした。





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