君恋 ~あの夏の記憶~

恋愛というもの





愛とお弁当を食べてる時、話が恋バナになった。




あたしは昔からバスケ一筋だから告られることはあっても、付き合うことはなかった。




「ねぇ結奈は誰か好きな人いないの⁇」



「いないよ」



「ほんとに⁈じゃぁ隣の席の広瀬君は⁈」



広瀬……あっ、陽斗か。



「ないでしょ‼︎そもそも恋ってわかんない」



「そっかぁ…だよね。結奈告られても全部こっぴどく振ってきちゃうもんね。

でもないの⁇その人といたらドキドキしたり自分以外の女といたら胸が苦しくなったりすること!」








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