青い残光【完】
夏休みは、休みなんか全くなかった。
練習、練習、練習試合……。
時々Jリーグの試合を皆で見に行ったりもして、時々合宿…。
合宿に行った時は、梅さんと良い雰囲気にどうにかなれないかと頑張ってみたけど……。
彼らは疲れ果てソッコー寝る始末。
最終日に花火をしたのは楽しかったなぁ…。
合宿にはきらりさんも来てくれたけど、二人で準備と片付け、洗濯、食事の準備にひたすら追われた。
アピールなんて全く出来なかった。
だけど、近くでプレーや表情を毎日見ることが出来たのはとても嬉しかった。
たまにお礼を言われることで、役に立ててるんだなと実感できて嬉しかった。
地獄のような練習の日々だった夏休みも終わり、わたしもこんがりと焼けてしまった。
二学期も始まり、そろそろ始まる選手権予選まであと少しとなった…。
校内も大学受験に向けてピリピリとした雰囲気が出てきたように感じる中……。
わたしはふと気になったことがある。
…先輩たち、進路大丈夫なのかな…?
サッカー部にいるから、あまり勉強も出来なくて引退してからではかなり厳しいだろうと思う。
だからこそ、主力ではなかった先輩は引退したわけで…。
そう思うと心配になり、余計なことだとは思ったものの…梅さんやキャプテンに聞いてみることにした。