スキというコトバ
あんな可愛い彼女に敵うはずがないよ。。


目から一筋の涙が零れ落ちた。


でも、この涙は綺麗な涙なんかじゃない。



嫉妬で濁った泥水のような、無理だって分かってるのに受け入れることを拒否するモヤモヤして曇っている。


そんな涙。



見たくない。みたくないよ…


私はたくさんの生徒のいる廊下を走った。


涙、涙、涙。


でも、そんなの人に見せられない。


必死に涙を飲み込む。


苦しい。


教室からは優と莉奈のラブラブな声。


私も先生と生徒同士という関係で出会っていれば。


そうすればこんな思いも抱かなくてよかったかもしれない。


ううん。


先生と生徒という関係じゃなかったら出会うことはなかったんだ。


< 46 / 46 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

一生貴方を愛し続けます
rgm/著

総文字数/2,518

恋愛(純愛)6ページ

表紙を見る
先生、大スキだよ。
rgm/著

総文字数/1,000

ホラー・オカルト14ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop