仕事しなさい!
「は?」


「倫子さんが処女あげようと思うのって、もう結婚とか意識した人になると思うんですよね。でも、30過ぎて男性経験ゼロはフツーの男にとっちゃ正直重い」


須賀くんは分析するように言う。


「だから、俺が手伝います。本番以外の男性経験全部。倫子さんが処女あげたい人が現れるまで!」


「わっ……わけわかんないっ」


私は唸るように言った。

ホント、この子何考えてたら、こういう思考になるんだろう?

意味不明過ぎる!


「大丈夫、俺、この分野大得意だから!きっと倫子さんを場馴れしたアラサー女子に育ててあげられると思います」


私は須賀くんを置いて、先に歩き出した。
もういいよ。
ゆうべので充分。

頼むから、私を放っておいて!
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