仕事しなさい!
不思議なことは続くもので、その日私たちはごはんを食べてすぐに帰宅した。

須賀くんは手をつなぐ以外の接触をしてこなかったのだ。

別れ際もあっさり手を離し、普通にバイバイ。


家に着いて、インスタントコーヒーを淹れる私。
ワンピースを脱いでハンガーにかけると、壁に引っ掻ける。
今日の楽しかった場面がワンピースに染み込んでいるみたいだった。

須賀くんとデート。
男性と、初めてデートらしいデートをしてしまった。

うーん、不覚にもイイ日だと思ってしまった。

須賀マジックにハマってるかな?
やばいかな?

そんなことを考えながら、その日は眠りについたのだった。

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