ケータイ小説は小説か?

実に当たり前と言えば当たり前のことに、今さらながら気がついた私が、次に考えたのは、このケータイ小説の場の意味……【存在意義】についてでした。



おそらく、こなれた文章を書いている書き手だけが、ケータイ小説を書いていたなら、まるで、ケータイ小説は小説ではないと言わんばかりの批評はなかったでしょう。

それだけ、文章、構成面で、秀逸な作品もたくさんある。



逆に、そいう作品ばかりだったら、おそらく、小・中・高生たちが、こんなにも、ケータイ小説に夢中になることはなかったでしょう。

彼女たちは、きっと、自らが共感できる、実体験に基づいた作品を好んでいると感じられました。



そこで、私は気がついたんです。



ああ、ここは、大きな大きな文芸部だ。



って。

なんのこっちゃ? ですね。(笑)

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