アノルマーレ
「…ねぇ、もう終りなの?」
数分後、その問いかけに答えてくれる声なんてない。
思ったよりも弱くてつまらない。
「ははっ。喧嘩売ってきておいてこのレベル?笑わせてくれるよね」
笑顔で言いながら近くに這いつくばってる男の腹を蹴り上げる。
小さく挙げる呻き声が汚い。
自分の気が済むまで男達を蹴ったり殴ったりした。
ちなみに雨だったから傘はさしながらだよ。
濡れるなんて寒いし、嫌だったんだけど少し濡れてしまった。
傘を持っていない手から血がポタポタと垂れていく。
すこし濡れてしまったし、さっさと帰ろーっと。
そして一人その場を跡にした。
残ったのは無惨な男達の亡骸。