アノルマーレ




学校に着くと同時にその話題ばかりが自然と耳に入ってくる。



女って恐ろしい。


奥山の奴がいる時はペコペコしてた癖にいなくなった瞬間これだよ。


裏表激しいっていうかなんていうか。


1限と2限の間の休み時間に着いた学校。



「あ、広井おっはよー!」



「…はよ」


なぜかテンションが無駄に佐野からの挨拶に適当に答えて自分の席へと座った。



ちなみに後ろは空席。


先ほどの噂、俺は奴の仕業だと確信してる。


あの卑怯な奥山を病院送り。
そんなことまずあの三人はしない。


それほど奥山は面倒なやつだったから。


正確に言えばあいつのケツ持ちが厄介なんだ。



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