私の片割れが隣の片割れに盗られた次の日、私はもう1人の片割れに告られた。
『志穂ーーーー!』
クラスで誰かに呼ばれた。
振り向いてもいないものだから、正直焦った。
『オレだよ、志穂』
「奏太!!」
そ、奏太が私を呼んでいたらしく、
私が扉の方を見てなくて気づかなかったという……
ごめん、奏太。
「どうしたの?」
『“久しぶり”じゃない?まず』
「あっ………」
保健室の出来事で私が実は起きてたーみたいなことは、
知らないのか。