運命の二人~白と黒の物語~
いつもと違うジャスティスに、どうしたらいいのか戸惑っていたが、ジャスティスの一言に、凛々はタロをしっかりと自分の後ろに隠して首を振った。


「い…や。タロに何をする気なの…」


怖い。こんなジェットは初めてだ。


凛々の態度にジャスティスは怒りを露にして手を差しだし近づいてくる。


「分かったんだ。君が裏切るのはその魂が存在するからなんだと。それが凛々と私の愛を邪魔している。いなくなれば君も、私を愛してることを思い出すはずだ。
さあ、その魂をこちらへ渡すんだ。さあ。」







< 366 / 453 >

この作品をシェア

pagetop