Dream☆Seeker~夢に向かって~
「稚菜!!」



あたしを呼ぶ声に
振り向くと
朔那が駆け寄ってきた。



『どうしたの!?』



「絶対プロになるから。」



あたしは朔那の
言葉に驚いた。



「プロとして歌うステージが
こんなに気持ちよかったなんて
思ってもなかった。」



あたしは朔那が
アイドルになり始めた頃の
あたしとかぶって見えた。



「稚菜もすごく輝いてた
かっこ良すぎだろ!!」




あたしはその言葉に
涙が出た。









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