魔法少女の恋




そう言って風船を持った手を差し出した來。



ずるいよ、來。



「はい」



差し出された手を握った。



そして風船は空へと飛ぶ。



赤い風船がどこまでも空を飛んでいく。



「ふふっ。ありがとう」



最高の誕生日だよ、ありがとう。



本当に大好き!



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