私の彼氏は無関心な僕系男子

「いや～こんな天気のいい日はパンがおいしいよね！」




「…」




「でも日本人だからごはんかなぁ？」



「…」




そのあともどうでもよくてオチがない話を続ける。








……けど、島野の反応はまったくない。






くっ…、これじゃだめなの！？










よ、よしっ…島野が一番触れられたくなさそうな会話を出してみるとするか！




「ねぇねぇ」



「…」





「私”彼女”なんだからさ、もうちょっと話してくれてもよくない？」




「…」




「やっぱり”彼女”って特別だし！」



「…」







”彼女”を強調して言ってみる。




しかも２回目はかなり強く。







すると島野は黙って本を閉じた。