涙恋
タイトル未編集
2005年。4月。
桜が舞い散る今日。
私は、高校に入学します。

私は、多田里紗。
いままで恋愛なんて1度もしてこなかった。
人を好きになるという感情がわからなかった。

入学式。
長い校長先生の話。
来賓紹介。
職員紹介。
先輩方の歓迎の言葉。

「新入生代表挨拶、内田隼也」

「はい。」

新入生の挨拶。

その人を見た瞬間、

私の中で時が止まった。
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