桜散る夢 ~愛を誓う~



?「てめぇ、何者だ...。

屯所の前で何してやがる。」


一人の男が零に白く光る物を向けた。


零「(っ...刀か...。

それにこの羽織の模様...。)」


しゃべろうにも、


息苦しく言葉が出ない。


?「平山。こいつを縄で縛って、

倉にいれておけ!」


平山「はっ!」


平山と呼ばれた男が


明かりを持って近づいてきた。


その時やっと、


刀を向けていた男の顔が見えた。


が、その顔を見えた瞬間


背筋が凍った。









零「っ?!





真......兄......。」





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