恋色マーブル模様~眠れない夜~

ヒナとミキ











飲み屋さんで働いて約1週間が経とうとしていた。

因みに両親に夜の仕事を始めたなんて
偏見を持たれて怒られるのが嫌だったから
夜の時間帯でコンビニで働き出した
と、誤魔化していた。




そんなある日

お店の開店時間前に到着し
いつものように髪の毛をセットしたり
化粧直しをしていたら
隣に女の子が座ってきた。

「おはようございます〜」

挨拶をしてきたので私も挨拶をした。


「あ、おはようございます。
この前入ったリンです。よろしくお願いします」

「そうなんだ〜私も最近入ったんだぁ
うちはヒナ、よろしくね。」


ヒナさんは聞いた話によると私が入る
数日前に入店してきたらしい。
目がタレ目で髪が金髪に近いミディアムショートヘアの
可愛らしい女の子。

(私と歳一緒くらいかな…可愛いなぁ)

おっとりしていてくっきり二重瞼の瞳。
彼氏いるんだろうなぁと考えていた。








因みに私は彼氏なんて
高校卒業と同時にお互いの冷めで別れて
恋愛はそれっきりだった…




お店も開店時間になり仕事が始まった。

ヒナさんとよく席につくことが多く
自然と仲良くなっていた。




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