春の匂い~僕等、リア充撲滅部!番外編?
俺たちは行く当てもないまま歩く

人ごみも多い

桜の速度も遅くなってきた

「いっ…」

「どうした!?」

「なんでもない…、よ」

……。

「ちょっと、休もうか」

俺は桜の手を掴みながら人気のない所に行き

桜をベンチに座らせた

「足見せて」

「え…」

俺は勝手に靴を脱がす

かかととつま先が赤く腫れていた

「靴擦れしたな…
 ごめんな、早く気付いてやれなくて…」

「大丈夫だよっ」

桜は苦笑いをした

「飲み物買ってくるよ、なにがいい?」

「じゃあ、お茶で!」
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