俺様専属メイド!?
そんな杏の頭を優しく撫でる。
「……昨日は悪かった」
謝るなんてしたことなかった。
けど、心底反省してる。
俺のプライド的に謝罪とかしたくないけど、杏がそばにいてくれんなら変なプライド捨ててやる。
杏は俺が謝ったことに驚いたのか、目を見開く。
「あたしも、ごめんね」
俺が悪いのになぜか杏も謝った。
そして、俺の頬に触れる。
あ、ビンタしたこと気にしてたのか。
それは俺が最低なことしたからなのに。
相手の気持ちを自分に置き換えて考えられるこいつ。
そうゆうとこに、惹かれたんだろうな……。