俺様専属メイド!?
「じゃあ、二人とも気をつけて学校行くんだよ?」
「「はーい」」
いつも通り、途中で裕司と裕樹と別れる。
あたしはまず、みかとみなを保育園まで送るんだ。
保育園から高校は少し遠回りだけど、かわいい妹のためだからどうってことない。
みかとみなと手を繋いで、保育園に向かう。
「おはようございます。今日もよろしくお願いします」
あたしは挨拶をして、保育園の先生に二人を預ける。
「杏ちゃん、いつも偉いわね」
「そんなことないですよ! これくらい平気です」
「ほんと尊敬しちゃう。今日も学校頑張ってね」
「はい。では二人をお願いします」
先生にペコッとお辞儀をする。