教員VS全校生徒 ‐命をかけた戦い‐

その光景をみて



また屋上の中心まで来ると



佳奈「やっぱり、このゲームおかしいよね?先生達いつもと違うような気がした。」


沙由里「そうね、石山、熱血だけどあーゆーことする人とは思えないものね」


こうなったら早めに終わらせて沢山の生徒を救わなきゃ


佳奈「沙由里?どうかしたの?」


沙由里「佳奈、これは先生か、私達全校生徒どっちかが死ぬまで終わらないの、時間を掛けて沢山の犠牲を出す前に早めに終わらせてしまった方がいい気がするの、だからここから出ましょう」


佳奈「え、でも、私死にたくないよ」


いかにも泣きそうなくらい目に涙をためていた


沙由里「先生は素手、私達は武器がある、近くに来たら心臓か、頭を狙うのよ?わかった?」


佳奈「……………」


沙由里「佳奈わかって、早く終わらせる方法はこれしかないの!」


佳奈「わかった。行こう。そして元の生活を取り戻そう。」


そう言って2人で手をつないだ、


沙由里「ピストル一個は手に持っておきなさい。何があるか分からないわ、間違えても生徒は撃っちゃだめよ」


佳奈「分かった。」


二人は腰に手を当て


ベルトのポーチ部分からピストルを取り出し


右手に持った


沙由里「手は繋げないからちゃんとついてきなさいよ?それと死ぬんじゃないわよ」


佳奈「うん。わかった。沙由里も死なないでね?」



沙由里「当たり前よ。さぁ行くわよ」



そう言って鍵を開け


扉を開けた。



するとゆっくりと


近づいてくる足音が聞こえた。



沙由里「チッ、遅かったわ、多分先生よ、ここは私にまかせて隠れなさい」


佳奈「でも、、、」


沙由里「はやく!ここで二人とも死んだら意味ないでしょ!」


佳奈「わ、分かった」


そう言って

佳奈は貯水タンクの裏に隠れた



宇津木先生「うう、、、」



宇津木先生か、宇津木先生は国語の先生で


私をいつも大声で怒鳴ってた女の先生



宇津木先生「うがぁぁぁぁ!」



そういって襲いかかってきた



パンッ!!!!!!



私はピストルで宇津木先生の心臓めがけて




撃った


宇津木先生「うぅ、、、」



ドサッ



宇津木先生は倒れた



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