Music♪ソング

トントン…


「失礼します。」


職員室は、とても綺麗だった。


まるで、どこかのパーティー会場のように。


大勢の代表者が私達を見ていた。


少し経つと先生がドアに鍵をしめた。


「あ、あの…」

一人の女の子が先生に話しかける


「まだ、来てない人が…いるんですけど…」


すると先生は、笑顔で答える。


「遅刻した人は…脱落です」


けれど、その笑顔の裏には黒い笑顔があった。


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