ヤンデレ〜女の嫉妬〜
菫が来た。



人を呼んどいて、
私より遅くくるって…。


まぁ、緊張がほぐれた。


「アゲハ…今日は来てくれてありがと。
もう、これで最期にするから…」


最後…って?


あぁ、関わることをか。


「うん、わかった。
で、なにを言いたいの?」


私は菫に問う。



「アゲハ…私…私ね…
アゲハがあんまり関わってくれなくて
すごくさみしかったの」


避けてましたからね。
怖かったんだもの。


「うん、それで?」


「私…アゲハといっしょにいたい。
けれどっ…アゲハはいっしょには
いてくれないよね…もう…」


いたくないわけじゃない。
私の心を取り巻いている恐怖を
取り除けば大丈夫なんだ。


「…いっしょにいたくないわけじゃ
ないよ?」


精一杯の答えだった。


「本当に?」



「うん…。私はただ…」


「ただ?」


「事実を受け入れてないだけ
だったんだ」


「そっか…」


「うん。だから、菫といっしょに
いたくないわけじゃないの」


言えるだけのことはいった。
私は、この話がこれで終わるだろうと
思っていた。






「じゃあ、ずっと…ずっとっ‼︎
いっしょにいてくれるの⁇」


──────────え?


それは、‘‘学校内で”という
意味なのか?


「そんなの…クラスが違うんだし
ずっとは無理だよ…」


「じゃあ、それ以外はいっしょに
いようよ」


…は?


「私にも家族はいるんだから
ずっとってわけにも
いかないでしよ⁉︎」
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