ヤンデレ〜女の嫉妬〜




ポロッ…



涙がおちていた。



立華と、日茉莉は
私の味方だったんだね…


疑ってて、ごめんね…


「…っ二人とも…ごめんっ…
私…二人の…こ…とっ…」


うまく話せない。
嬉しさが溢れ出していた。


「アゲハ、とりあえず聞いて。
私は今までこのときを狙って、
菫のもとにいたの。ね?日茉莉」


「そーそー。
アゲハを殺す計画に付き合ってくれ
たら殺さないって言い出してさ」


「それで、菫のもとで
別の作戦を考えていたの」


「アゲハの味方につけるチャンスが
きたら、アゲハのほうにいく。
それまでの戦闘は本気でやるって」


立華と日茉莉が交代交代に話す。


「「アゲハは死なせない‼︎
死ぬんはあんただよ、菫‼︎‼︎」」


二人がハモる。


私は…恵まれてるんだな。
こんな友達がいて幸せだよ…。
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