放課後は、図書室で密会
「いった……」
「僕以外の男見てるなんてありえない!
今すぐ僕のものにしてやる!」
ちょ、ちょっと!
何言ってんの!?
「離して!」
そいつは私の手を強く握り、距離を詰める。
そうだ!
あの護身術!
私は勢いよく手首を捻った。
「あれ……」
「そんな弱い力で振りほどけるとでも思ったの?」
「な、なんで……」
環方くんは振りほどけたのに……。
『ま、あんまり男なめない方がいいよ。』
その言葉が頭の中で何度も繰り返し響いた。