あたしが恋した総長



優「みーな!あたしは無自覚でも鈍感でもないよ」



美「ほらね?」



翠「前から知ってましたけど、余計ひどくなりました?」




優「あんたら兄妹は似すぎ」




美「似てないよ」



優「似てるから」




廉「いいから、もう行こうぜ」




ふっとそちらの方を見ると、廉と翔と海は呆れたようにこっちを見ているし、龍毅なんかもうバイクのエンジンかけてる




翠「そうですね。行きましょうか」



美「わーい!楽しみ~♪」



廉「美奈、こっち来い」



廉はそう言って、美奈をバイクに乗せている




あたしも龍毅のところへ行くと




龍「やっと来たか」




そう言っていつものようにヘルメットをつけてくれた




優「ありがとう」




と言って龍毅の後ろへ乗った









< 172 / 240 >

この作品をシェア

pagetop