幼なじみの大ちゃんにlove




「あれ?美咲ちゃん!?」



へ?誰??


あ…!


「望くん!久しぶり!!」



「久しぶり!どうしたの?こんなところで」


「ちょっと、そこのアパートに…」


「あぁ、あのアパートね!友達??」


「…うん。大ちゃん」


「あぁ、大輝ね…」


「けど…もう友達でもないんだ」


「どうゆう意味?」


「大ちゃん…記憶喪失になったの。私のことだけを忘れてさ…性格も変わってしまった」



「大輝が…記憶喪失!?そんな漫画みたいな話し本当に…」


「本当よ…。いつ記憶が戻るかも分からない」


大ちゃんは私のために…


「…辛そうだね 」


「そりゃあ辛いよ…」


だって私の記憶だけ忘れるんだもの


「私、こっちの道だ。じゃあね!」


「…美咲ちゃん!」


「ん?何」

「あのぉ…よ、よければ僕を頼って!辛いんなら、いつでも僕を頼ってよ!!」



「望くん…ありがとう」


そう言ってくれると気が楽になる…




< 157 / 170 >

この作品をシェア

pagetop