この力があるかぎり



そういえばそうだった。すっかり忘れてた…




「そうだけど?」





私は、わざと忘れてなかったかのように少し強がって言った。





「やっぱりそうなんだ!その…私もついて行っていい?」





「別にいいけど…」





「やったー!じゃあついていくね!」





…?





私には、なぜヒヨリさんがそんなに、私についていくのが嬉しいのかわからなかった…





「みんなー!私、美紀さんの能力テスト見てくるからペア組み直して、訓練しててねー!」





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