幼なじみという肩書き
幼なじみ
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空は赤く染まり、真っ赤な夕日は沈みかけていた




チリチリチリチリ


草原にはさまれた道を通る自転車と二人の陰。


「やっぱりいいよね。ここの景色」


赤こげ茶色の髪を風になびかせ、夕日を見つめる君




その横で俺は自転車を押していた。


「あぁ、そうだな」


この日の夕日は、いつもより輝いている

いや……そう見えるのは、きっと








      ・・      
――――――君がいるからだ。


゜。°*◯*゜。°*◯*゜。°*◯*゜。°*◯
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