櫻唄
私は朝餉を手伝うために勝手場に向かうと
一と原田さんがせっせと朝餉の準備をしていたので声をかける

「お手伝いします!」

そういうと原田さんはこっちを見る

「じゃあ、お浸し頼んでもいいか?」
「はい!」

私は言われた通りお浸しを作ると膳に乗せる
それを平隊士が運んでいってくれる

そんな作業を繰り返しあっという間に朝餉は出来上がった

「では、左之、鈴広間へ向かうとしよう」

一の一言に私達はついていく
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