【更新中】キミの声、聞かせて
《お父さん、お仕事は?》


「今日は休み。明日は樹音の入学式で休みもらってる。とりあえず、帰ろう」


樹里のお父さん来たし俺も帰るかな。


「じゃあ、俺はこれで」


一礼をして去ろうとしたけど…


引っ張られた気がした


「お兄ちゃん、帰るの?」


俺は小さく頷いた


「大翔君、急で悪いんだけど時間あるかい?」


「はい。まぁ…」


家に帰ってもすることないし。


「じゃあ、家においで」


直樹さんの顔をみた後、樹里の顔を見た


《遠慮は良いからね。うちで良かったらおいで?多い方が楽しいし》


と書いてあった


「俺が行っても良いのか?」


樹里は笑顔で頷いた


その笑顔が可愛くて…


一瞬にして心を奪われた気がした
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