【更新中】キミの声、聞かせて
忘れ物がないかは何回もチェックしたし大丈夫。


「大翔くん、娘を宜しく頼んだよ」


「任せて下さい」


花歩さんの家まではお父さんが送ってくれるんだとか。


お父さんと樹音は見送りついでにドライブらしい


3人は他愛のない話をしてたけど、あたしは外を眺めるだけだった


天気も良いし風も気持ちいい


「…里!!樹里!!」


大翔の声がして我に返る


「着いたぞ。」


着いたのは公園


大翔曰わく此処で奏哉さんと待ち合わせしているらしい


「2人とも気をつけてな」


「おねーちゃん、いってらっしゃい」


手を振る樹音に手を振り返す


「直樹さん、気をつけて帰って下さいね」


お父さんは微笑んでから運転を再開させた
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