紅Ⅱ(クレナイ)~解き放たれる鎖~
「まだ話しの途中なんだよ。ジャマすんな」
「………」
睨みつけてくる鏡夜に対し、良牙も負けじと眉間にシワを寄せ睨みつける…がすぐに口を開いた。
「どうせまた断られるの、分かってんだろ?」
「そんなの分かんねぇーじゃねぇか」
「…その後のお前のツラが、見てらんねぇんだよ」
目を細めてそう言った良牙に一瞬、グッと詰まった顔をした鏡夜は口を引き結び横を向いた。
そんな鏡夜を一瞥した良牙はまた、私の腕を引っ張り始めた。