ヤクザの家族になっちゃった!?

知ってました?




これはとある夏の日のこと。

私は冷房が聞いた部屋で

こうたちの帰りを待ってた。

三人は零夜さんと一緒に日帰りキャンプに出掛けた。

私はなぜかおいていかれたのよね。

むぅ。

誘ってくれてもよかったのに。

なんてむくれつつも

なんだかんだみんなが帰ってきて

風呂には入れるようにと

いつも以上にピカピカに掃除してあったりしてる。

私、忠犬なのかも。

なんて自分で思うくらい。

そんな私も暑い盛りにそんなことをやっていたので

そろそろ限界…と、ここに逃げ込んだ。

逃げ込んだはいいけどやることがなく

ずっとスマホをいじってる。

そんな時、久しぶりにるりから連絡が来た。

私もるりに連絡を入れようと思ってたから

運命かよ。

なんて思ってしまったけど

そこはなにも言わないでおく。

るりとくだらない話をして一人で笑う。

するとるりが突然

ねぇ、しってる?

そう、話を切り出してきた。
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