好きになった相手がたまたま年上だっただけ。


「舞子、…………好きだよ」



自分のものにしたいくらい



「ありがとう…」




君が好きだから




「大好きだよ」




だからこそ必死になっちまう




「ふふっ、何回言うの~?」




君の笑顔を見るたびに




「何百回でも、何千回でも言いたいくらい」




胸が苦しくなる、だけど辛くない








「舞子、……もう一度やり直そう?」







次こそは失敗したくない

隣にいるのが君でいてほしいんだ






「先輩後輩から、…一からやり直そう?」







陸斗や相澤達と海へ来て

偶然、舞子に会った



こんな嘘のような偶然を


俺らがやり直すきっかけで

偶然出会ったんじゃないかって

俺はそう信じたい

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