君の明日は、私の明日
*
私達はすぐに家に帰った。
栄華も部活があったけどそんなの休んですぐに帰っちゃった。
だってそうじゃん?!
あの、超豪華ホテル、プリンメカだよ?!
アメリカスタイルでとっても高いんだって!
さすが、花咲家だね!!!!
あれ、でも…3人で行くんだよね?
先輩は…?
私は先輩にメールした
『ホテル行かないんですか??』
と、絵文字も何もない可愛くないメール。
すぐに返事が帰ってきた。
『めんどくさい』
と…
残念…
私は、先輩と一緒に……ーー…
ぇ!?
今、先輩と一緒がいいって思った?!
私は頭をふった。
「あああ、あたしどうしちゃったんだろ…」
ちゃらら~
またすぐに着メロがなった。
メールをみると、先輩からだった。
『今度二人で、もっと豪華なとこ行こう』
たったの一行。
でも、何よりも嬉しい。
『はい!楽しみにしてます』
私はそう返信した。