【完】わたしを、まじめと呼ばないで!!?


ハァー

ったく、なんて日だ。





「槇津くん?」


「・・・なんだ?」


三村が話しかけてきて

やっと存在を思い出した。

ヤベーな、俺が連れてきたのに忘れてたとか……



どんだけ、切羽詰まってたんだ?

俺は。


でも、落ち着いた。


「どこか、店入るか?」


わざと母さんに聞く。

高校生に混じってなんて入りにくいだろ・・・


早川に聞いたらぜってー

ゴテゴテしたとこを指定してきそうだしな。




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