可愛いあの人は高校生
光が消えると辺りは真っ暗になった。
何も見えない・・・怖い・・・怖いよ・・・・


どうすればいいのかもわからなくて、ただただその場に立ち尽くした。



すると突然睡魔が襲ってきた。
なんだか気持ち良いし・・・このまま寝ちゃおうかな・・・


そう思ってうとうとしかけていたとき、突然後ろから声が聞こえた。



「奈々!」


え・・・?


気のせいだと思い目を閉じようとすると、確実にその声はあたしの名前を呼んだ。
「奈々!奈々!!」


後ろを振り返ると・・・そこには加藤くんの姿があった。






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