永遠なんてない。

「知らない相手に抱きつくのは、ないわ。」


「でも〜良い人そうだったよ?」


「アンタ、襲われなかっただけ救いだよ」


「ふーん?」


「あ、興味ないな!」


だって、本当に良い人だったし…


「あーもー!今日学校始まったばっかなのに何で授業あるかなぁ!?」


予令がなり、カナコはグチグチ言いながら次の時間の準備をしていた。


「次、何だっけ?」


「生物。移動だよ」


「げ。そーだった!私、生物の教科書忘れたんだよー!」


「は!?借りにいかなきゃじゃん!」


「カナコ〜付いて来て!」


「はいはい」


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