永遠なんてない。

「…希衣…か」


「うん!」


「…希衣」


「京ちゃん!」


「あはははっ!なんか、照れるな」


照れた顔をかきながら、私を見た。


バチッと目があう。

胸の奥がくすぐったい。

こんな気持ち、初めてだ。


松岡…いや、京ちゃんの声に異常に反応する私。





これが、恋、なんだ。




< 74 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop