明日晴れたら、





南くんが優しいことは、もう充分わかっていた。

だからそれくらい普通だって、頭の中ではわかっていても、すごく複雑な気持ち。



…私、こんなに南くんのこと好きだったの…?


中学で振られる直前よりも、好きな気持ちが大きい気がした。






汐浬ちゃんのあの照れ笑いと言葉が、私の頭の中を占拠して離れなかった。






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