甘々な彼とスイートピーを。



______________
__________
______



そして放課後になり、私と佳織は屋上へ行った。



「佳織、話って?」



「舞、櫻井くんにコクられたでしょ?」



「え、なんで佳織が知って……」



「やっぱり。あのね、彼方が浩哉に聞いちゃったみたいで……」



彼方も薄々気付いてたのかな…

だから、浩哉に…




「そっか…」

「どうして、振ったの?」



どうして振ったか、かぁ……


言うか言うまいか考えていたら



ガチャッ



と屋上のドアが開いた。



「それ、俺らも聞く権利あるよな?」



そこにいたのは、

彼方と浩哉だった。




< 185 / 225 >

この作品をシェア

pagetop