甘々な彼とスイートピーを。




「わ、分かった!」




舞が慌てたように言った。




急に名前で呼べとか困るよな…




でもなぜかそう呼んで欲しかったんだ。




今日は本当にどうかしてる。





「じゃ、俺行くから。」




このまま舞と話していると、また変な事を言ってしまうような気がする。


はやくここから出よう。


そして、屋上を出ようとした時に、




「あ、待って……」





舞に呼び止められた。





「あの…ありがとう!これからも、相談していい?」





「…好きにすれば」






俺は相談という言葉に引っかかり素っ気ない返事をしてしまった。






さっきから心臓がうるさい。

一瞬似てただけだろ…あいつに…


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