ごめんね、ボクのカラダ
今日は会社の後輩達が裕樹をバーベキューに連れ出してくれた。しかし、数日前から高熱が出たり出なかったり。体調は良くなかった。でも、折角後輩達が裕樹を連れ出してくれたのだ。何としてでも行きたいの一心だった。

いつもだったら会話の中に入っていく裕樹だったがその日はそれもしんどく、ペットボトルのウーロン茶を飲んで喉を潤していた。未だ未だ残暑厳しい9月の始め。川の音は辺りに一体に清涼感を与えてはいるのだろうが裕樹にはそれさえ感じられなかった。

「早乙女さん食べてます?この肉美味しいですよ。」

後輩の伊藤奈央が裕樹に差し出した。奈央は日頃、裕樹が色々と相談に乗っている後輩だった。相談事の中には、会社の事、仕事の事、彼氏の事が主だった。
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