無愛想な彼が私を見ない理由
--------
《岡野葉月side》
『あ、えーっと…。何やるんだっけ』
放課後、日直の仕事をするために柳くんと2人で教室に残る。
……2人っきり。
「柳くん…、私やるよ?」
『なんで??俺も日直だし』
と、また笑う。
……こんなに笑う人、初めて見たかも…。
『えっ、葉月ちゃん…?
なんでそんな笑ってんの……??』
「え?」
いつの間にか私は、
柳くんにつられて笑ってしまっていた。
『…………はぁ』