姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
田舎へGo!
夏休みも残すところ1週間になった

退院してから、アニキが毎日帰ってくる。

りんと潤也と賢次が代わる代わる毎日のようにやってくる。

大吾と龍馬はコンサートのチケットを送ってきた

咲ちゃんとふたりで、関係者席に座って観た。

アイドルだった・・・ なんか・・ちょっとキモいぐらいの笑顔だった・・

そして、今から毎年恒例の2泊の旅行に行く

新幹線に乗って・・

今年は咲ちゃんも初参加の7人♪

最初、アニキは反対したけど、賢次が「空気のいいとこで、ウマイもん食べれば・・・」って説得してくれて、無事に許可が降りた

新幹線のホームで待ち合わせ

ちっこい咲ちゃんが走ってくる

咲ちゃんが一番最後

「ごめんなさ~い」と焦っている

「いいよ~ だって、まだ集合時間まで10分あるし!」

仕事柄、みんな遅刻はしない

「なんか、この集団近寄りがたいよ?」と咲ちゃん

「は? 咲、なんで? 俺の事嫌いになったとか・・・」と大吾

「そういうんじゃなくって・・みんなでかいし、揃いも揃ってサングラス掛けて・・・」と俯き加減で話す咲ちゃん

そりゃ、容姿端麗な6人、一番小さいのはりんだけど、170あるし・・

そして、揃いも揃ってのサングラス・・みんな日光に弱い

目が痛い・・ 

太陽は好きだけど、眩しいのが苦手・・

姫花以外は変装の意味もあるんだろうけど・・

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